テレコムサービス協会 設立20周年記念式典・祝賀会のご報告

2014.10.23

一般社団法人テレコムサービス協会では、平成26年10月23日(木)、ホテルニューオータニ芙蓉の間にて、設立20周年を記念した式典と祝賀会を開催いたしました。

式次第

 記念式典
   オープニング
     主催者挨拶
     来賓祝辞
   記念講演
   功労者表彰
   電子タイムカプセル引き渡し式
   閉会挨拶
 祝賀会


記念式典

オープニング

オープニング映像

※クリックすると映像とともに音も出ますので、ご注意ください。

主催者挨拶

 一般社団法人 テレコムサービス協会
 会長 是枝 伸彦

(概要)
今日は、足元の悪い中、ご参集いただきまして、ありがとうございます。
テレコムサービス協会は、ご覧いただきましたオープニング映像のように、4団体が20年前に合併して、今日に至っております。10年前に「10周年記念」を行いましたが、その後の10年間、ICT環境はめまぐるしく変化いたしました。電気通信業界もいろいろなカテゴリーに分かれて参りました。現在は、主力の4団体の形に分かれて、いろいろな事業を推進しております。テレコムサービス協会は、全体に渡りすべてのレイヤーの事業者が集まっております。そういう団体として、情報通信、ICTの業界に関するいろいろな問題に対する提言を、総務省の指導のもと、やってきております。

これから、2020年の東京オリンピックに向けて、ICTを活用して、国民の生活が豊かであるという社会を実現させなければいけないだろうと思います。
その先頭に立って我々は事業を推進していきたいと思っておりまして、2年前にICTビジネス研究会を立ち上げました。これはいろいろな分野にわたって垣根を取り払い、たとえば、農業、医療、教育などに携わる方々とも一緒になって、ICTを活用して、日本の経済復興も含めて、豊かな社会づくりをやっていくための起爆剤になっていくような活動をしようじゃないかと。全国に10か所の支部を中心に、地域活性化、地域再生といった面でも、テレコムサービス協会が中心になって、いろいろな仕掛けを作って推進していけるような状況を作り出していきたいとして、皆様の協力を求めているところでございます。

一方で、ICT業界にはさまざまな問題がございます。言わば闇の部分と言いますか、ICTを使う皆様、消費者の皆様に対しての問題があります。有害情報であるとか、インターネットの拡大、発展の一方でサイバー攻撃のような問題も抱えています。

明るい面と負の部分、これを両方、私どもがいろいろな形で関与しながら、各関係省庁のご指導も受けながら、今後ますますICTが私たちの豊かな社会づくり、そして、日本がICTの分野で世界に冠たる国になるような、そういう活動を推進して参りたいと思っております。

どうか今後とも皆様のご指導とご支援をお願い申し上げます。


来賓祝辞

 一般財団法人 海外通信・放送コンサルティング協力
 理事長 内海 善雄 様

(概要)
テレコムサービス協会設立20周年おめでとうございます。

ご案内いただいた時、あれ?30周年じゃないかと思いました。私にとってはこの協会は30周年なんですね。1983年に情報通信振興協会が設立されまして、それが発展してテレコムサービス協会になったという、そういう認識でございます。
当時のいきさつを、だんだん生き証人がいなくなってきましたので(笑)、お話しさせていただきたいと思います。

当時、電気通信の自由化というのが非常に論議されていました。自らは通信回線を設置せずにいろいろな新しい高度なサービスを提供しようという考えがたくさん出てきました。
それを郵政省も大いに振興発展していただきたいと考えていたわけですけれど、通信サービスですから、通信の基本である通信の秘密や利用者の公平な取扱いといったことが確保できなければサービスの発展はありえないということで、事業者が法的にそういうことについて責任を負うような仕組みがければならないと、郵政省は考えておったわけです。
ところが、通産省が、それは通信サービスじゃない、情報処理サービスなんだと。情報処理サービスをやっている計算センターは自由に仕事をやってるんであって、そういう計算センターを縛るようなことをしちゃいかんと言い出しまして、当時、VAN戦争という言葉がはやりましたけれども、たいへんな大騒ぎが起きたわけです。

計算センターをやっておられた事業者の方はセンター協会という事業者団体があって意見を言っておられたんですが、郵政省、通信関係は電電公社が独占していましたから、そういう団体も何もなく、世の中に意見が浸透しないという状況でした。
そこで、何人かの方がそれではいけないと、新しいことをやろうとしている方々が自分たちの本当の意見を言わねばならんと立ち上がったんです。それで団体を作ろうという話になりましたところが、通産省が「けしからん」「やめろ」と役所に呼びつけたという話もありました。

そんな中で、設立総会が開かれ、会長となった志場さんがその場で発言されたことが、先ほどの是枝会長が言われたお話に続いていると思いますので、ご紹介させていただきますと、
「我々は自分らの事業の利益のためにやってるのではなくて、情報通信を振興させるためにどうしたらいいかということで集まっているんだ。だから、この協会の会員は会社であろうが個人であろうが情報通信の振興をやろうと考えている人たちがメンバーになるべきである。」
ということが1点、もう1点は、
「我々には、憲法で守られている表現の自由と結社の自由がある。意見を言うためにここで皆が集まって団体を作るんだ。通産省であろうが郵政省であろうが、良いことを言ってるところは大いにサポートするが、悪いことを言ってるところに対しては立ち向かうんだ。そのための団体なんだ。」
というようなことを発言されて、情報通信振興協会が設立されたわけです。

その活動が経団連の意思決定の中の大きな要素にもなって、最終的には電気通信事業法というものが制定され、そして自由化が行われた結果、いろいろな事業が出現しました。その事業が出現したために、事業者団体ができたんですけれども、事業者団体で自分たちの利益だけを追求していたのではなかなかうまくいかんな、ということで、4者が結合して本協会ができました。

是枝会長のお話を伺いますと、まさに30年前に情報通信振興協会が設立されたときの精神がいまだにずっと生きていて、こんにちの情報通信の振興がはかられたんだということをつくづく感じました。この協会が果たされた役割は大きなものであったなと思うわけです。
ますますご活躍され、情報通信の振興のために重要な役割を担われることを祈念いたしまして、ひとことお祝いの言葉に代えさせていただきたいと思います。


記念講演

1)「電気通信に係る最近の政策課題」

  総務省 総合通信基盤局長
  吉良 裕臣 様

  会員向け公開資料資料

2020年代に向けた情報通信政策の在り方、ドメイン名の管理政策の在り方、電波の有効利用の促進、ブロードバンド基盤の現状と課題、スマート・ジャパンICT戦略というテーマについて、ご講演いただきました。

2)「番号制度と官民連携」

  東京工業大学 教授
  大山 永昭 様

  会員向け公開資料資料

より公平・公正で、国民にとって利便性が高い等、実現すべき社会に向けて、番号制度の実施によりどのような変化が起きるのか、その概要と考え方について、ご講演いただきました。

平成26年度功労者表彰

長年にわたり、通信事業の発展と、テレコムサービス協会の活動にご尽力賜った功労者5名の皆様に、表彰状と副賞を授与いたしました。


是枝会長との記念写真

  平成26年度功労者
  ・桑子 博行 様
  ・坂田 信夫 様
  ・杉山 洋 様
  ・中禮 裕 様(追贈)
  ・中井 寛二 様


電子タイムカプセル引き渡し式

10年前、当協会設立10周年記念フォーラムの一環として「電子タイムカプセル」イベントを実施いたしました。
北海道、沖縄の小学生が「10年後へのあなたへ」をテーマに残した未来の自分への思いが蓄積された「電子タイムカプセル」。10年間お預かりしていた思いを、お返しいたしました。


沖縄県浦添市立港川小学校

北海道札幌市立北九条小学校


2校の代表者の方々に会場にお越しいただき、ご本人の10年前の思いを映しながら、10年後の今の自分について、そして、これからについて、お話しいただきました。


閉会挨拶

一般社団法人 テレコムサービス協会
 副会長 瀧浪 壽太郎
ご参加いただいた皆様への感謝と、テレコムサービス協会がますます社会になくてはならない存在となる決意と、今後のご指導、ご鞭撻をお願いし、閉会となりました。


祝賀会


西銘総務副大臣

祝賀会は、是枝会長の開宴挨拶、中尾最高顧問の乾杯挨拶で始まりました。
テレコムサービス協会会員企業の方々、桜井総務審議官、吉田電気通信事業部長をはじめ総務省の方々、および関係団体代表者の方々が参加され、活気のある会となりました。
宴なかばには、西銘総務副大臣がご公務でお忙しい中を駆けつけてくださり、さらに盛り上がりました。
一力初代会長からのご挨拶、大橋副会長の中締めで、お開きとなりました。




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